セブン店員、買い物した客を制止…商品を見ながら不自然な動き 異変を感じた店員2人、直感で詐欺阻止 じつは親子だった2人、なんと5回目の阻止成功 レジまで来た客、寸前で救われる
2025/03/03/16:05
特殊詐欺を未然に防いだとして埼玉県警武南署は、「セブンイレブン川口安行慈林店」オーナーの篠原正樹さん(50)と、同店マネジャーの篠原正賢さん(23)親子に感謝状を贈った。
同署によると1月3日午後7時過ぎ、同店で50代男性が電子マネーカードを購入。会計後、男性が店内で、購入したカードとスマートフォンを交互に見るなど不自然な動きをしていたため、正賢さんが声をかけ、警察に通報し詐欺被害を未然に防いだ。声をかけた際、男性は「宝くじが高額当選したメールが来た。振り込むために手数料がかかる」などと話していたという。
同店は昨年7月、同署管内コンビニ各店とともに「特殊詐欺撲滅宣言」を行っており、オーナーの篠原さんが特殊詐欺被害防止功労で感謝状を受けるのは今回が5回目。篠原さんは「コンビニでは詐欺ができないという環境をつくりたい」。正賢さんは「店内で情報を共有し、今後もお客さまにお声がけしたい」と話した。