埼玉新聞

 

道路陥没…汚水の緊急放流を終了 ポンプの増設で迂回能力を強化 バキューム車での汚水の移送も終了

  • 陥没事故の現場近くではマンホールから下水をくみ取る作業が行われていた=3日午後3時ごろ、八潮市二丁目

    陥没事故の現場近くで行われていたマンホールから下水をくみ取る作業=八潮市二丁目

  • 陥没事故の現場近くではマンホールから下水をくみ取る作業が行われていた=3日午後3時ごろ、八潮市二丁目

 八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故で、県は3日、現場への汚水の流量を減らすために実施していた春日部中継ポンプ場からの汚水の緊急放流について、排水ポンプの増設による現場上流から下流への迂回(うかい)能力強化が完了したことから、同日をもって終了すると発表した。大野元裕知事は「排水ポンプの処理量を約3倍に強化できた。春日部市や越谷市、水路や新方川沿いにお住まいの方々をはじめ、緊急放流にご協力、ご理解をいただいた皆さまに感謝を申し上げる」と述べた。

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