浦和は2日、埼玉スタジアムで、6月に開幕するクラブワールドカップ（W杯）トロフィーツアーの会見を行い、優勝トロフィーをお披露目した。同ツアーは1月から6月にかけて、出場32クラブの各本拠地を巡る。

　セレモニーでは元ブラジル代表で2007年のクラブW杯で浦和と対戦したACミラン（イタリア1部）のGKジーダ氏が参加。「素晴らしいチームと試合をした記憶がある。ガッツがあるチームだと思った」と当時の浦和の印象を振り返った。

　クラブOBの代表として鈴木啓太氏、阿部勇樹氏、興梠慎三氏が登壇。興梠氏は「勝ち進むのは大変なことだが、ぜひこのトロフィーを掲げてもらいたい」と期待をかけた。応援VTRでは長谷部誠氏、リバプール（イングランド1部）の遠藤航からの激励メッセージも届いた。

　長谷部氏は「浦和が出場することで、（浦和の）サポーターを世界に見せつける素晴らしい機会になる」と喜んだ。田口誠代表によると、現地には約5千人のファン・サポーターが訪れるという。

　トロフィーは同日、ホーム開幕を迎えたスタジアムでも展示。多くの観客が金色に輝くトロフィーを見つめた。