【逍遥の記(29)】言葉の奥に横たわる沈黙を見る 13回目の震災展、自分の詩型や表現乗り越える試みも
2025/03/05/07:15
2013年から始まり、今年が13回目となる日本近代文学館(東京都目黒区駒場)の震災展。今回は展覧会のタイトルを「海、山、人、黙(もだ)す―震災と言葉」と名付け、これまで以上に批評的な視点を取り入れて開催している(3月29日まで)。担当の編集委員は、館副理事長で詩人・作家でもある小池昌代だ。