間違ってデータ入力した埼玉・幸手市、誤った課税 市民が気付く 過徴収の人に返還、逆に徴収が必要な人も
2022/06/15/00:00
幸手市は13日、本年度の市民税・県民税の課税に誤りがあったと発表した。課税ミスがあったのは14件で、影響額は合計13万3600円。
税務課によると、7日に発送した市民税・県民税納税通知書を受け取った市民が10日、申告書に記載した内容と数値が異なっていたため、同課に確認する中で発覚。昨年度申告のあった一部の市民の申告書に記載されていた社会保険料などの数値のデータ入力を誤ったことが原因だとした。
14件のうち、今後不足分の支払いが必要な人は4件で計16万1500円、過払い分が返還されるのは2件で計2万7900円、8件は非課税世帯。
木村純夫市長は、「今後、このような誤りを繰り返さないよう、複数の職員で確認を行うなどチェック体制を強化します。また、行政の信頼回復のため全力で対応いたします」とコメントした。