埼玉新聞

 

長瀞船玉まつり、3年連続で中止に…花火大会も 8月15日に予定していた 開催時5~7万人の人出

  • 万灯船の上空に打ち上げられた花火=2019年8月15日夜、長瀞町長瀞の岩畳周辺の荒川

 長瀞船玉まつり実行委員会は17日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、長瀞町内で8月15日に開催予定だった同まつりを中止すると発表した。

 約100年前に船下りの船頭が水上交通の安全と、荒川における水難事故死者の供養を行う祭りとして長年続いている。船を使った山車「万灯船」の運航や花火大会も行われ、毎年5~7万人の人出がある。昨年一昨年同様、万灯船の運航と花火大会は中止とし、水上安全修ばつ祭などの神事を関係者のみで実施する。

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