埼玉新聞

 

食卓に夏到来! 枝豆出荷が最盛期 甘み、こく深く 狭山など埼玉県西部 ブランド枝豆「いるまめ」も

  • 最盛期を迎えた枝豆の出荷作業=17日午後、狭山市堀兼

 狭山市など県西部で枝豆の収穫が最盛期を迎えている。甘みやこくを含んだ味わいが特長で、首都圏や中京の市場へ出荷する。

 同市堀兼の佐野一義さん(50)の畑(1・2ヘクタール)では、ふっくらとした実を包んだ緑色のさやが育った。地面から茎ごと抜き取り、選別して300グラムずつ袋詰めにしていく。

 JAいるま野によると、狭山市を中心にした川越市、ふじみ野市、三芳町などは県内有数の枝豆の生産地。同JA管内では農家約240人が計140ヘクタールの畑で栽培している。

 食味が豊かな品種は「いるまめ」として販売している。出荷は9月上旬ごろまで続く。

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