埼玉新聞

 

医師死亡、心臓破裂で…母を亡くした息子、目の前で発砲 殺意ないと主張、二審も無期懲役に 母の遺体に蘇生措置するよう求め、断った医師に銃撃 裁判長が殺意を認定した理由を説明、息子は出廷しなかった

  • 事件後に立てこもり現場付近を調べる捜査員ら=2022年1月29日午後、ふじみ野市大井武蔵野

    事件後に立てこもり現場付近を調べる捜査員ら=2022年1月29日午後、ふじみ野市大井武蔵野

  • 事件後に立てこもり現場付近を調べる捜査員ら=2022年1月29日午後、ふじみ野市大井武蔵野
  • 現場付近にある住宅のブロック塀は、渡辺被告が発砲した散弾銃の弾で削られ、白くなっている=12日午後、埼玉県ふじみ野市大井武蔵野
  • 【地図】ふじみ野市

 ふじみ野市の住宅で2022年1月、在宅医療を行っていた医師=当時(44)=が散弾銃で射殺されるなど医療関係者3人が殺傷された立てこもり事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職渡辺宏被告(69)の控訴審判決で、東京高裁(石井俊和裁判長)は11日、無期懲役とした一審さいたま地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。被告は出廷しなかった。

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