医師死亡、心臓破裂で…母を亡くした息子、目の前で発砲 殺意ないと主張、二審も無期懲役に 母の遺体に蘇生措置するよう求め、断った医師に銃撃 裁判長が殺意を認定した理由を説明、息子は出廷しなかった
2025/03/12/12:36
ふじみ野市の住宅で2022年1月、在宅医療を行っていた医師=当時(44)=が散弾銃で射殺されるなど医療関係者3人が殺傷された立てこもり事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた無職渡辺宏被告(69)の控訴審判決で、東京高裁(石井俊和裁判長)は11日、無期懲役とした一審さいたま地裁の裁判員裁判判決を支持し、弁護側の控訴を棄却した。被告は出廷しなかった。