埼玉新聞

 

JR大宮駅が開業140周年 16日に記念イベント 食堂車のまかない飯をイメージした弁当や日本酒に合うおつまみコンセプトの弁当、記念グッズの販売も さいたま観光大使「大宮セブン」も登場

  • 大宮駅開業140周年記念弁当2種類。限定ミニアクリルスタンド付きの「Suicaペンギン弁当」(左)とおつまみ弁当「宴」(右)

    大宮駅開業140周年記念弁当2種類。限定ミニアクリルスタンド付きの「Suicaペンギン弁当」(左)とおつまみ弁当「宴」(右)

  • 大宮駅開業140周年記念弁当2種類。限定ミニアクリルスタンド付きの「Suicaペンギン弁当」(左)とおつまみ弁当「宴」(右)
  • 大宮駅開業140周年をPRするJR東日本大宮支社の社員ら=さいたま市大宮区のJR大宮駅内

 JR大宮駅は16日、開業140周年を迎える。当日は、記念弁当や記念グッズの販売、記念式典、お笑いライブイベントなどが開催される。JR東日本大宮支社(石井剛史支社長)は「地域の皆さんに感謝の気持ちを伝えたい」としている。

 記念式典は大宮駅西口イベントスペースで午後0時20分から。内容は鉄道林の間伐材で制作した「大宮駅開業140周年記念モニュメント」の除幕式、記念切手贈呈式など。同1時20分からは「鉄道のまち大宮」応援隊として、さいたま観光大使の「大宮セブン」(マヂカルラブリー、囲碁将棋、GAG、タモンズ、すゑひろがりず、ジェラードン)が登場し、鉄道PRコーナーライブを実施する。観覧には整理券が必要で、詳細は「鉄道のまち大宮」公式X(旧ツイッター)で告知する。

 記念弁当は2種類。ご当地グルメ「大宮ナポリタン」を取り入れ、夜行特急や急行列車に連結されていた食堂車のまかない飯をイメージする「鉄道のまち大宮新名物!Suicaのペンギン弁当」(個数限定)と、日本酒に合うおつまみをコンセプトにした「鉄道のまち大宮 おつまみ弁当『宴』」。

 16種類以上のおつまみを用意した「宴」は柿の葉寿司(ずし)で知られる「ゐざさ茶屋」の特製で、お酒好きな大宮統括センター社員の月井哲郎さん(45)が開発に参加した。月井さんは「目的地に着くまでの間に、お酒を飲みながら少しずついろいろな種類を食べられるように工夫した。奈良漬けとクリームチーズがお薦め」と話す。2種類の記念弁当はいずれも1400円(税込み)。16日から大宮駅エキュートなどで発売される。

 このほか大宮のクラフトビール工房「氷川ブリュワリー」とコラボし、さいたま市産の小麦やホップを使用したオレンジ色のビール「OMIYA140」や、小山本家酒造(さいたま市西区)の日本酒「純米大吟醸 世かい鷹」も140周年のロゴマーク入りで販売。また15日には駅東西通路で鉄道古物オークション、西口イベントスペースで鉄道古物やグッズ販売も実施する。

 さらに記念催事として、列車荷物輸送サービス「はこビュン」で上越エリアなどから新幹線で駅弁を直送する「出張! 駅弁屋祭」(15、16日)のほか、大宮盆栽村開村100年とのコラボ企画「大宮駅BONSAIマルシェ!」(21~23日)を駅東西通路で開催する。イベントの詳細は「鉄道のまち大宮」公式Xを参照。

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