埼玉新聞

 

こんなにいっぱい?!揺れるカヌーでごみ拾い 家族10組が奮闘 鴻巣の元荒川で環境教室

  • 川に浮くごみをタモ網を使ってすくい上げる子どもたち=鴻巣市の元荒川

 カヌーに乗って川の中のごみを拾い、子どもたちに自然の大切さを知ってもらおうと鴻巣市は、同市の榎戸堰公園周辺の元荒川で親子カヌー体験環境教室を開催。市内から10組の家族が参加した。

 初めは揺れるカヌーを怖がっていた子どもたちも次第に慣れ、バランスを取って川に捨てられたペットボトルや空き缶、弁当の空き容器などを拾い集めていった。

 桑原忠さん(44)は、妻の恵美子さん(42)、息子の楓さん(9)、娘の希さん(6)の家族4人で参加。発泡スチロールの箱やプラスチックのカップを引き上げたという楓さんは、ごみの多さに驚きながらも「楽しかった」。忠さんも「カヌー教室を通じて、身近な環境問題に新たに触れることができた」と話していた。

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