埼玉新聞

 

児童65人のデータ入りUSB紛失 教頭許可し教諭宅へ…4月末に借用、6月3日に気づく 保護者に謝罪

  • 児童名入りUSBメモリー紛失=所沢市

 所沢市教委は1日、市立小学校の20代教諭が児童65人分の名前や学力状況などのデータを保存したUSBメモリーを紛失したと発表した。教諭が勤務する小学校は1日に臨時の保護者会を開き、保護者に謝罪した。

 学校教育課によるとメモリーには、教諭が担任する2学級65人分の引き継ぎ資料のほか、児童の教育活動の様子が撮影されている写真約95枚、座席表などが入っていた。

 教諭は4月28日、自宅で授業準備を行うとして、教頭から許可を得た上で校務用のメモリーを借りた。6月3日にメモリーを使おうとしたところ、見当たらないことに気付いた。教諭は同13日に教頭に連絡。校長らが自宅や職員室内を探したが見つからず、市教委は同27日、県警の交番に遺失物届を出した。

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