埼玉新聞

 

小中の給食費を年度内無償化 物価高騰受け、越生町が支援策 水道基本料免除、ひとり親家庭に米配布も

  • 越生町役場=越生町越生

 越生町は6月30日に開いた町議会臨時会で、新型コロナウイルス感染拡大が続く状況で進む物価高騰に対応するため、支援策を盛り込んだ2022年度一般会計補正予算案(約6199万円増)を可決した。5680万円を国の地方創生臨時交付金で、約519万円を町の財政調整基金から繰り入れて賄う。

 主な事業は、町立小中学校の児童、生徒609人の給食費を8月分から来年3月分まで無償化(約1658万円)。水道料金のうち、9月から12月までの基本料金を免除(4100万円)するほか、ひとり親や低所得の家庭に米5キロを2回配布(約78万円)するなどの支援策を行う。

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