コロナ禍で客足が激減、両親も相次いで他界 3代目の店主、体調崩し休業…幸手の老舗豆腐店、5年ぶり営業再開 「復活して良かった」なじみ客も喜び さらに背中を押した、生前に両親と交わした約束とは
2025/03/16/15:34
幸手市中の「小林豆腐店」は1930(昭和5)年に創業した市内最古の老舗豆腐店。コロナ禍と家族の介護で5年前から休業していたが、10日に新店舗で営業を再開した。この間、3代目の小林栄喜(ひでき)さん(64)の両親が他界。一緒に店を切り盛りしていた家族を失い消沈していたが、「創業100年までみんなで頑張ろう」という約束が背中を押した。なじみ客も喜び、小林さんは「地域に愛される豆腐店であり続けたい」と張り切っている。