埼玉新聞

 

【ぷらっとTOKYO】かわいいリスと触れ合える 町田市、和風な庭園も

  •  放飼場で駆け回るタイワンリス=東京都町田市

     放飼場で駆け回るタイワンリス=東京都町田市

  •  放飼場で駆け回るタイワンリス=東京都町田市
  •  ヒマワリの種を求めて追いかけてくるタイワンリス=東京都町田市
  •  太鼓橋の架かった薬師池=東京都町田市
  • 町田リス園周辺

 東京都町田市には、放し飼いのリスにエサをあげて触れ合える「町田リス園」がある。障害がある人々の働く場として1988年に開園し、多い時には1日2千人が訪れる。(共同通信=團奏帆)

 JR町田駅からバスで約20分の場所にあるリス園では、タイワンリスやシマリス、亀、ウサギ、モルモットなどが飼育されている。二重扉の先の「放飼場」には約200匹のタイワンリスが駆け回り、そこかしこからジジッジジジッ!と鳴き声が聞こえてくる。踏まないよう恐る恐る進むと、ヒマワリの種を求めて体によじ登ってくるリスたち。意外と爪が鋭く痛いが、間近で見るつぶらな瞳がたまらない。

 動物たちのケージを洗ったり餌を販売したりするのは、障害がある「利用者」たちだ。利用者が発案したイベント「発見!! リスのひみつのお食事会」は、ミニチュアのテーブルセットで食事を楽しむリスの姿が話題を呼び、何度も足を運ぶファンもいるという。

 利用者の一人、野口松夫さん(64)は「普段お世話している動物を見て、お客さんが『かわいい』と言ってくれるとうれしい。そうでしょう、うちの子たちはかわいいでしょう!と誇らしいです」と目を細めた。

 鎌倉街道を挟んで向かい側には「薬師池公園」が広がる。安土桃山時代に原形ができたというため池には緩やかなアーチを描く太鼓橋が架かり、和風な庭園に古民家「旧永井家住宅」や「旧荻野家住宅」が溶け込む。ツバキ、ウメ、フジ、アジサイの植わった公園内は、散歩をする人々でにぎわっていた。

 目に留まった「秘佛 薬師如来」の赤いのぼりに引かれ、隣接する福王寺へ。町田市最古の木造仏を本尊とする寺院だ。境内に立つ見事な大イチョウは推定で樹齢500年ほどとも言われている。

 【メモ】町田リス園の入園料は大人(中学生以上)500円、子ども300円。モルモットと触れ合えるイベントも定期的に開催している。

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