埼玉県などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1089人確認したと発表した。死者は確認されなかった。感染者の内訳は県発表が484人、さいたま市が500人、川口市が38人、川越市が29人、越谷市が38人。

　これまでに確認された感染者は57万5262人（チャーター便帰国含む）、死者は1665人（5日午後7時現在）。

　4日夜時点の重症者は2人、感染者の入院は253人、ホテル療養357人、自宅療養6716人。退院・療養終了は56万4219人。

　県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～90代の男女484人、うち、みなし陽性は2人。クラスター（感染者集団）関連での感染は確認されなかった。会食で感染が疑われるのは10～50代男女6人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女125人、2回接種していた10歳未満～70代の98人が感染した。

　県教育局によると、県立学校7校で児童生徒19人が感染し、学級閉鎖を10件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女500人。500人台となるのは今年4月27日以来。このうち80代男性1人が中等症となっている。

　川口市によると、新規の感染は10歳未満～80代の男女38人。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女29人の感染を確認した。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～70代の男女38人。みなし陽性者は1人。市内医療機関で職員18人が陽性となり、市はクラスターと認定した。