自転車の男性死亡…トラックの側面に衝突か 昼前の交差点、信号機ない横断歩道で 運転手の男性逮捕、違反の疑い「ぶつかった認識ない」その後、理由不明の不起訴に
2025/03/18/12:34
越谷市内で死亡ひき逃げ事件を起こしたとして、1月20日に自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された男性(54)について、さいたま地検越谷支部は12日、いずれも不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
■トラック側面に血が付着か(以下、初報記事)
越谷市内で昨年12月、ひき逃げ死亡事件を起こしたとして、県警交通捜査課と越谷署は1月20日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、トラック運転手の男(54)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年12月20日午前11時45分ごろ、越谷市平方の県道で、自転車に乗っていた無職の男性(82)=越谷市平方=に衝突し死亡させ、そのまま逃走した疑い。「ぶつかった認識はない」と容疑を否認しているという。
同課によると、目撃情報や防犯カメラの映像から男が浮上した。現場は信号機のない交差点の横断歩道上で、男性が自転車で帰宅途中に横断歩道を渡ろうとして、男の運転するトラックの左側面に衝突したとみられる。トラックや自転車に目立った損傷はなかったが、トラックの側面に血痕のようなものが付着していたという。