埼玉新聞

 

2車線化が完了、寄居駅南口へのアクセスルート「中央通り線」で整備終わり開通 今後は電線地中化へ

  • 相互通行開始に合わせテープカットをする関係者=寄居町寄居「中央通り線」

 寄居町で、一方通行だった寄居駅南口へのアクセスルート「中央通り線」の2車線の相互通行整備が完了し、対面通行が始まった。

 これまでの中央通り線は、県道菅谷寄居線(本通り線)から駅南口まで一方通行規制でアクセスが悪く、道幅も5~6メートルと狭い上、歩道もなかった。

 今回、駅前のラウンドアバウトから県道までの230メートルを整備し、両側の歩道を含めた幅16メートルに拡幅した。今後は、歩道の舗装や植栽などを進め、電線も道路の地下空間に収納する地中化にしていく。

 同所で行った開通記念式典で、花輪利一郎町長は「中心市街地の集客と回遊性の向上、にぎわい再生の第一歩になると期待している」とあいさつした。

 町民男性(86)は「若い人に来てもらいたい」と今後に期待。別の男性(77)も「にぎわいのある駅前にしたい」と話していた。

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