埼玉県などは7日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2434人確認したと発表した。2日連続で感染者数が2千人を上回った。感染者の内訳は県発表が1464人、さいたま市555人、川口市が196人、川越市108人、越谷市111人。死者は確認されなかった。

　これまでに確認された感染者は57万9739人（チャーター便帰国含む）、死者は1665人（7日午後7時現在）。

　6日夜時点の重症者は3人、感染者の入院は301人、ホテル療養429人、自宅療養8137人。退院・療養終了は56万4608人。

　県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～90代の男女1464人、うちみなし陽性は27人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた1施設に加え、新たに医療施設1施設でそれぞれ新たに1、5人が感染した。会食で感染が疑われるのは未就学児～70代の男女31人。ワクチンを3回接種していた10～90代の男女448人、2回接種していた未就学児～80代の男女352人が感染した。

　県教育局によると、県立学校1校で児童生徒4人が感染し、学級閉鎖を1件実施した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女555人。3日連続で500人を超えた。90代1人、50代3人、40代1人の計5人が中等症と診断された。

　川口市によると、新たな感染は10歳未満～80代の男女196人。2保育園で園児計6人が感染し、1園は全面休園、1園は一部休園を決めた。

　川越市によると、未就学児を含む10歳未満～80代の男女108人が感染した。

　越谷市によると、新たに感染が判明したのは、10歳未満～80代までの男女111人だった。