岩槻より先に…ご当地ガチャが歌舞伎座進出 特大サンドイッチの「アメリカン」や新橋演舞場など8種類
2022/07/10/00:00
県内の名所や建物をモチーフにしたご当地カプセル玩具(通称ガチャガチャ)の「ガチャタマ」。大宮、浦和、与野、川越に続いて、「東銀座ガチャ」の販売が決まり、ご当地ガチャは県内を飛び出し、ついに東京へ進出した。県内では熊谷や秩父、県外では仙台など多くの地域から声がかかっており、担当者は「要望に追い付けていない」とうれしい悲鳴を上げている。
企画している「アルシェ」(さいたま市大宮区)によると、「大宮ガチャ」が昨年3月に発売され、大宮は第5弾まで、浦和は第3弾まで、与野、川越のシリーズを合わせて、販売累計12万個を突破した。さいたま市の中で唯一採用されていない岩槻について、担当者は「お声を頂いているが、もう少し先になるかもしれない」と話していた。
「東銀座ガチャ」は、一般社団法人「東銀座エリアマネジメント」から、地元を盛り上げたいと打診を受けて、販売が決定した。歌舞伎の殿堂「歌舞伎座」、大人気の劇場「新橋演舞場」、サンドイッチの名店「喫茶アメリカン」など8種類。レアアイテムは歌舞伎座の「幸せの逆さ鳳凰」で、見つけたら幸せになれると言われている歌舞伎座の瓦のデザインを採用した。
ガチャは大きさ約5センチのアクリルキーホルダー。1回300円。12日から歌舞伎座(地下2階木挽町広場)、東劇ビル、新橋演舞場など5カ所で、販売機を設置する。
問い合わせは、事務局(電話048・647・0111)へ。