埼玉新聞

 

買い物ついでに網振ることも…絵本のモデルは身近な命 愛おしみ忠実に描く 生物画家・かわしまはるこさん

  • 「生き物が必死に生きる姿に、愛おしさを感じながら描いている」と語る、かわしまはるこさん

 透明の飼育ケース越しに送られてくる愛らしい眼差し。緑色のアマガエルが、身をこごめるようにして木に上っている。飯能市の生物画家かわしまはるこさん(55)の自宅アトリエには、作画の題材となるカエルや水生昆虫が暮らす。「生き物が必死に生きる姿に、愛おしさを感じながら描いている」。かわしまさんは目を細める。

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