埼玉新聞

 

青空の下、黄色の大輪鮮やかに 深谷でヒマワリ見頃 休耕田2カ所、猛暑に負けずすくすくと

  • 満開のヒマワリを楽しむ女性=深谷市長在家の花畑

 深谷市長在家の新井工務店代表、新井一好さん(85)が事務所周辺の休耕田で育ているヒマワリの花が見頃を迎えた。同所を通る国道140号バイパスからも見え、通行人たちの目を楽しませている。

 花畑は2カ所で、セブンイレブン深谷長在家店に隣接した700平方メートルと、国道140号バイパスから北側約10メートルの2千平方メートル。

 700平方メートルの花畑は昨年開花したヒマワリからこぼれ落ちた種が自然に発芽して育った。2千平方メートルの花畑は、新井さんが5月10日ごろに5万粒の種をまいた所、すくすく成長し、背丈150センチ前後に。炎天下の青空の下で直径20センチ前後の黄色い花を元気よく咲かせている。

 新井さんが2017年に会社事務所西側の休耕田1500平方メートルで育て始めたのがきっかけ。近所からの評判も良く、毎年、ヒマワリを栽培している。

 花観賞を楽しんでいた深谷市の鈴木礼子さんは「気持ちが晴れやかになって、思わず感動の声が出てしまいました」と話していた。

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