よこすかカレーフェスで北本トマトカレー優勝 5年ぶり2度目 2日間で1200杯を売り上げる
2019/05/21/00:00
北本市観光協会内に事務局を置く「北本トマトカレーの会」(落合真一会長)が、神奈川県横須賀市で18、19日に開かれた「よこすかカレーフェスティバル2019」の全国ご当地カレーグランプリで5年ぶり2度目の優勝を飾った。
北本トマトカレーの参戦は8年連続。同フェスのグランプリではこれまで、14年に初優勝を達成しているほか、準優勝1回、3位2回の実績があり、今年もカレーファンから実力が高く評価された。
今回は全国から50のご当地カレーが登場し、おいしさを競った。
北本トマトカレーは、北本市特産のトマトをルウ、ライス、トッピングに使うトマトづくしが特徴。発案者で、同会副会長の加藤浩さん(50)は「今回も酸味と甘味のバランスを良くした。まろやかさを出すためにミックスしたチーズを入れた」と話し、快挙を喜んだ。
スタッフで、同市の観光情報発信館館長、岡野高志さん(32)は「北本トマトカレーの基本を踏襲しながら手間暇かけて準備し、一丸となってグランプリに臨んだ。リピーターの方が多くて、ありがたかった」と振り返った。
市地域経済推進課によると、北本トマトカレーは2日間で約1200杯を売り上げた。投票結果は、1005点で北本トマトカレーが優勝。2位は富良野オムカレー(富良野オムカレー推進協議会)の956点、3位は純サバカレー(鳥取鯖食推進研究会)の949点だった。
現地入りした三宮幸雄市長は「北本トマトカレーの2度目の優勝は、今までより重い。実力をいかんなく発揮したと思う。市にとっても快挙。北本トマトカレーの認知度が高まっている。リピーターが多いのにも驚いた」と話していた。