さいたま市は21日、同市大宮区の飲食店「友多加亭」で食事をした10代男性の3人にノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。さいたま市保健所は食品衛生法に基づき、同店に21~23日まで営業停止の行政処分を行った。
市生活衛生課によると、12日に同店で豚キムチ、唐揚げ、コロッケなどを食べた1グループ6人のうち、3人が嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状を訴えた。
15日に患者から保健所に通報があり、調査したところ、3人と店従業員1人からノロウイルスが検出された。患者はいずれも快方に向かっているという。