<新型コロナ>クラスター拡大、計7施設に 埼玉で2429人感染 県立7校、川口の7小学校で学級閉鎖
埼玉県などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2429人確認したと発表した。感染者数が2千人を上回るのは7月6日以来、6日連続。感染者の内訳は県発表が1832人、さいたま市206人、川口市が184人、川越市102人、越谷市105人。
これまでに確認された感染者は58万9937人(チャーター便帰国含む)、死者は1667人(11日午後7時現在)。
10日夜時点の重症者は3人、感染者の入院は396人、ホテル療養639人、自宅療養1万3050人。退院・療養終了は56万8664人。
県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児~100代の男女1832人。うち、みなし陽性者は36人。クラスター(感染者集団)関連では、これまでに感染が確認されていた4施設で計15人、新たに大学など3施設で計19人が感染した。会食で感染が疑われるのは10~60代男女16人。ワクチンを4回接種していた50~70代の男性5人、3回接種していた10~90代の男女554人、2回接種していた未就学児~80代の男女409人が感染した。
県教育局によると、県立学校7校で教職員4人と児童生徒14人が感染し、学級閉鎖を11件実施した。
さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女206人。90代2人と70代1人が中等症。
川口市によると、新たな感染は10歳未満~80代の男女184人。1保育園で園児1人が感染し当分の間の一部休園を決めた。2園が休園中(全部休園は1)。学級閉鎖中は7小学校7学級。
川越市によると、未就学児を含む10歳未満~80代の男女102人の感染を確認した。うち、みなし陽性者は1人。
越谷市によると、新たに感染したのは10歳未満の未就学児~90代の男女105人。うち、みなし陽性者は1人。同市は、市職員2人が新規感染したと発表した。