懲戒処分…勤務中に携帯を見る2等陸曹、任務を怠る 朝霞駐屯地、女性隊員の肩を触った2曹など次々処分
2022/07/12/00:00
陸上自衛隊朝霞駐屯地は11日、勤務時間中に携帯電話を閲覧したなどとして東部方面衛生隊の男性2等陸曹(35)を停職2日の懲戒処分にしたと発表した。また、部下に対し暴言による指導を行ったなどとして関東補給処の男性幹部自衛官(53)を減給1カ月(10分の1)の処分にした。
同駐屯地によると、男性2曹は2020年6月1日から12月20日の間、休暇手続きを怠って約19時間半にわたり欠勤。同6月から翌21年1月には勤務時間中に携帯電話を閲覧し、警戒任務などを怠った。男性幹部自衛官は21年2月と6月、部下の規律違反の懲戒手続きや上司への報告を怠った。同6月には規律違反をした部下に暴言を伴う指導などで精神的苦痛を与えたという。
このほかに、女性隊員の肩を触るなどの行為をしたなどとして同衛生隊の男性2曹(38)を減給1カ月(15分の1)に、本人や部下の休暇手続きを怠ったとして男性陸曹2人を同(30分の1)の処分とした。