埼玉新聞

 

藤井聡太王将と永瀬拓矢九段が注文、「勝負ドリンク」の売り上げ10倍に 「勝負おやつ」は通常の5倍 深谷での将棋王将戦、実行委が報告案など承認…月末で解散へ 市長「また誘致できれば」

  • 展示されている藤井聡太王将と永瀬拓矢九段が揮毫した色紙や将棋駒

    展示されている藤井聡太王将と永瀬拓矢九段が揮毫した色紙や将棋駒=21日午前11時15分ごろ、深谷市役所1階

  • 展示されている藤井聡太王将と永瀬拓矢九段が揮毫した色紙や将棋駒

 「ALSOK杯王将戦・渋沢栄一生誕の地 深谷市実行委員会」の第3回実行委員会が21日に市役所で開かれ、同市血洗島の旧渋沢邸「中の家(なかんち)」で8、9日に開催された将棋の「ALSOK杯第74期王将戦」7番勝負第5局の事業報告案などを承認し、今月末で実行委を解散することを決めた。

 実行委によると、藤井聡太王将(22)と永瀬拓矢九段(32)が注文した「勝負ドリンク」の「深谷産イチゴ『あまりん』のスムージー」(深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム)が通常の約10倍弱、藤井王将が注文した「勝負おやつ」の「深谷ねぎだんご」(中瀬屋)が通常の約5倍の売り上げになったという。

 市役所1階には両棋士が揮毫(きごう)した色紙や将棋駒なども展示されている。小島進市長は「皆さんの協力のおかげで大成功に終わった。また誘致ができれば」と話していた。

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