埼玉新聞

 

「薬剤耐性菌」も“顔認証” 形で見分け、太く短く変化

  •  薬剤耐性を持たない大腸菌の光学顕微鏡写真(大阪大提供)

     薬剤耐性を持たない大腸菌の光学顕微鏡写真(大阪大提供)

  •  薬剤耐性を持たない大腸菌の光学顕微鏡写真(大阪大提供)

 抗生物質が効かず世界的に問題視される「薬剤耐性」を持った大腸菌は、元々の菌に比べて太く、短い見た目に変化していることが分かったと大阪大などのチームが22日までに発表した。顔認証のように菌の“顔つき”から耐性菌を高精度で見分けることにも成功、阪大の西野邦彦教授は「耐性をすぐに判断できれば、適切な薬を選択しやすくなる」としている。

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