埼玉新聞

 

閉店予定のパン店、営業を継続 “体力の限界”開業25年の節目に引退考えるも…子どもの貧困問題知り、子ども食堂を運営 埼玉・幸手 販売は食パン一本に絞って経費節減、運営費を捻出

  • 子ども食堂で提供しているメニューを紹介する店主の己谷茂さん

    子ども食堂で提供しているメニューを紹介する店主の己谷茂さん=幸手市中のプルミエール

  • 子ども食堂で提供しているメニューを紹介する店主の己谷茂さん

 幸手市中のパン店「プルミエール」が1月中旬から、子ども食堂の運営を始めた。熟練の職人が作る本格的なパンやデザートをワンコインで提供している。店主の己谷茂さん(70)は昨年末で閉店する予定だったが、お世話になった地元に恩を返そうと営業を継続。「幅広い世代が集まって交流できる居場所にしたい」と利用を呼びかけている。

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