埼玉新聞

 

常磐道・三郷料金所、スマートICがフルインター化し開通 三郷で記念式典 三郷流山橋有料道路との相乗効果…地域の利便性向上に期待

  • 新たに開通したスマートインターチェンジに向かう県警のパトカー

    新たに開通したスマートインターチェンジに向かう県警のパトカー=22日、三郷市

  • 新たに開通したスマートインターチェンジに向かう県警のパトカー

 常磐自動車道三郷料金所スマートインターチェンジ(IC)が開通してフルインター化したのに伴い、開通記念式典が22日、三郷市小谷堀、同IC近くの特設会場で開かれた。2023年に開通した三郷流山橋有料道路との相乗効果など、地域の交通利便性の向上が期待されている。

 同スマートICは08年、水戸市方面の下り線入り口と上り線出口が社会実験として供用を開始。今回、料金所の東京方面上り線入り口、下り線出口が開通し4方向のフルインター化が実現した。

 開通記念式典では、三郷市立早稲田中吹奏楽部や地元の和太鼓豊屋が演奏を披露。テープカットやくす玉割り、県警のパトカーを先頭に通り初めパレードが行われた。木津雅晟市長は式典で、「産業振興、雇用創出などさらなる地域活性化のみならず、有事の際には緊急車両の通行や物資の輸送にも活用できる」とあいさつした。

ツイート シェア シェア