厳しい夏の暑さ対策 埼玉県警の4署、夏服にポロシャツ…5月~10月に試験導入へ 男女兼用、長袖と半袖が用意 交番勤務員が着用、防刃チョッキとの相性など確認
2025/03/23/15:39
警察官が厳しい夏の暑さに対応できるよう、警察庁は警察官の夏服にポロシャツを導入することを決めた。埼玉県警の4署で5月1日~10月31日に試験導入する予定で、速乾性や伸縮性の向上が期待される。
ポロシャツは長袖と半袖が用意され、男女兼用。通気性に優れ、アイロンがけが不要となる。従来のワイシャツは今後も継続して使用可能で、ワイシャツとポロシャツを自由に選択できる。
試験導入されるのは川口、狭山、熊谷、草加署の4署で、基本的には交番勤務員が着用する。各署に長袖と半袖合わせて25着ずつ配布され、半年間の試験導入を終えた後にアンケートを行い、普段着用する防刃チョッキとの相性などを調べる。
ポロシャツを着用した県警装備課の高橋智紀警部補(37)は「肌触りが良い。事件現場や警備などで密閉された場所でも活動することがあり、熱中症対策になると思う」と話した。