埼玉新聞

 

火星の氷、東半球に集中 地形分析、着陸点選定へ

  •  モンゴルで見られる「周氷河地形」と呼ばれる地形(高知大提供)

     モンゴルで見られる「周氷河地形」と呼ばれる地形(高知大提供)

  •  モンゴルで見られる「周氷河地形」と呼ばれる地形(高知大提供)

 宇宙の有人探査の大きな課題の一つが人間の活動にあらゆる意味で重要な水をどう得るか。人類が月の次に目指す火星で、地球の永久凍土帯の地形データを活用し、東半球の地下に氷が豊富にあることを突き止めたと高知大などのチームが24日までに米科学誌に発表した。チームの長谷川精高知大准教授は「着陸場所を計画する際に重要な情報だ」としている。

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