埼玉新聞

 

<高校野球>守備連携を入念確認 浦和実きょう2回戦 8強入り目指し東海大札幌と対戦

  • 試合を想定した守備練習に励む浦和実の選手たち=24日午後、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場

    試合を想定した守備練習に励む浦和実の選手たち=24日午後、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場

  • 試合を想定した守備練習に励む浦和実の選手たち=24日午後、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場

 チームは試合前日の24日、午前は兵庫県宝塚市の宝塚医療大グラウンドで、午後は同西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で計4時間ほど練習を行った。「あともう一回、あの球場でできるんだ。疲れてるなんて言っている場合じゃない」と辻川監督。関西入りから2週間がたったが、選手らは目標の8強入りを目指し、日々汗を流し続ける。

 「常に野球の声を出せ」という指揮官の声から始まった午後の守備練習では、バント処理の連係やカバーの動き、走者を置いた挟殺プレーなど、一つ一つのケースを入念に確認した。2回戦の相手・東海大札幌(北海道)は俊足ぞろい。ランナーへの警戒心を高めていた。

 チームは23日の午前、全員で東海大札幌の初戦をテレビで観戦。二塁手深谷は「打つし足を絡めてくる。慌てず取れるアウトを取って試合をつくりたい」。捕手野本は「予測と準備。怖いランナーが多いけれど、盗塁はずっと頭に置いて準備したい」といつも通りのプレーを心がけ、守備から流れを引き寄せたい。

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