全国から熟練の技が一堂に さいたまのそごう大宮店で「日本の職人展」、31日まで 漆器やこけし、藍染絞り、べっこう細工などが展示、即売
2025/03/25/10:15
全国各地に伝わる職人の技を紹介し、作品を集めた「日本の職人展」が31日まで、さいたま市大宮区のそごう大宮店7階催事場で開かれている。
熟練の技で作られた伝統工芸品や丁寧な手作業で時間をかけて仕上げられた生活用品などが、展示、即売されている。
出展者の一つで富山県射水市に工房を構える藤島木材工芸(藤島いっかん代表)は、高岡漆器の木地部門の伝統工芸士として、大正時代から3代にわたって手彫り技術を継承。樹齢を重ねた同県産のけやきや立山杉を使って食器類や板敷、花台、装飾品などを制作している。
同工芸の藤島はるみさんは「一つ一つの木目や節など、それぞれの木の特性、個性を生かした作品が特徴」と話している。3千円前後から60万円までの作品を出品している。
こけしや藍染絞り、べっ甲細工なども出展されている。
問い合わせは、そごう大宮店(電話048・646・2111)へ。