埼玉新聞

 

新ベーカリー店、4月1日オープンへ リニューアルする巨大公園に開業、咲き誇るバラを眺め“焼き立てパン”堪能 近くに遊具や展望台も 販売されるパンは100種類

  • 「PARC de VAGUE」の店内

    「PARC de VAGUE」の店内

  • 「PARC de VAGUE」の店内
  • 「PARC de VAGUE」の店内
  • 「PARC de VAGUE」の店内
  • 「PARC de VAGUE」の商品
  • 「PARC de VAGUE」の外観

 4月1日にさいたま市中央区本町西の与野公園南園がリニューアルされるのに合わせ、ベーカリー店舗「PARC de VAGUE(パルク・ドゥ・ベーグ)」が同日、開業する。100%北海道産の小麦と、店内工房で粉から作り上げる製法にこだわったパンを提供し、公園を訪れる幅広い世代が楽しむことができる店舗を目指す。

 店舗は、ベーカリー事業などを展開するアクア(本社・さいたま市南区)の新ブランドで、3千株のバラがそろう公園を眺めながら、焼き立てパンを楽しめる店舗。同市のパークPFI(民間資金を活用した社会資本整備)事業で、子ども向けの遊具や設備、公園を見渡す展望台の建設が進むエリアにオープンする。

 販売するパンは、江別製粉(本社・北海道)の小麦を100%使用。店内工房で粉から練って焼き上げるスクラッチ製法で、100種類ものパンを焼き立てで提供する。公園の特色に合わせたバラにちなんだメニューの開発や、県の食材を取りそろえた商品展開も視野に入れている。

 また、イートインスペースの一部にコンセント、トイレにはおむつ替え用の設備を備えている。

 21日に開かれたレセプションパーティーの中で、徳永泰正専務は「価値やおいしさ、楽しさをPRできる業態をつくりたいと考えた」と説明。「仕事の合間や休日に加え、トイレ内にはおむつ替えの設備も設けているのであらゆる世代に来店してほしい」と呼びかけた。
 

ツイート シェア シェア