埼玉新聞

 

聖地に響くトランペット 「この音色が選手の力に」 甲子園初出場の埼玉代表・浦和実業学園高校 OBの山崎さん、積年の思い 快進撃続くチームはきょう準々決勝

  • 夢だったアルプススタンドからトランペットの音色を響かせる浦和実業学園高校ブラスバンド部OBの山崎洋司さん=25日午後、兵庫県西宮市の甲子園球場

    夢だったアルプススタンドからトランペットの音色を響かせる浦和実業学園高校ブラスバンド部OBの山崎洋司さん=25日午後、兵庫県西宮市の甲子園球場

  • 夢だったアルプススタンドからトランペットの音色を響かせる浦和実業学園高校ブラスバンド部OBの山崎洋司さん=25日午後、兵庫県西宮市の甲子園球場

 第97回選抜高校野球大会第8日の25日、埼玉県代表で春夏通じて甲子園初出場の浦和実業学園高校は東海大学付属札幌高校を8―2で制し、8強入りした。同日は、全国屈指の実力を持つ同校チアダンス部が全国大会出場のため不在。一塁側アルプススタンドでは、チアに代わり、ブラスバンド部が輝きを放った。その中に、約30年間追い続けた夢をかなえた人がいた。野球の応援に魅了され楽器の道に進んだ同校OBの会社員山崎洋司さん(46)。積年の思いを込め、球場にトランペットの音を高らかに響かせた。

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