埼玉初、コミュニティバスに自動運転を導入 深谷市が4月から 当面は実施日や走行区間を限定、運転手のいる「レベル2」で運行 2027年度以降、運転手がいない状態の運行実現を目指す
2025/03/27/15:03
深谷市は26日、4月から市コミュニティバス「くるリン」に県内初となる自動運転バスを導入すると発表した。当面は自動運転の実施日や走行区間を限定して、運転手のいる「自動運転レベル2」で運行を行い、段階的に自動運転区間を増やして全線での自動運転を実現していく。2027年度以降に、運転手が車内にいない状態でも運転可能な「自動運転レベル4」の運行実現を目指す。
市は23年6月に、市内の埼玉工業大学をはじめとした7事業者と「深谷自動運転実装コンソーシアム」を結成し、運転手不足などの市内公共交通の課題解決を目指す取り組みを推進している。埼工大は全国に先駆けて17年から市内の公道での実証実験を開始し、全国各地の公道での実証実験に参加してきた。
くるリンに自動運転バスを導入するとともに、くるリン定時定路線の運行を再編し、地域の足としての利便性の向上を図る。同市出身の実業家渋沢栄一の古里を訪れる観光客の増加に伴う観光ニーズに対応するため、「北部シャトル便+周遊便」を創設する。
くるリンは現在、4路線の定時定路線と事前に日時とバス停を予約するデマンドバスを運行している。今回、自動運転を導入するのは定時定路線の中でも北部シャトル便+周遊便として渋沢栄一生誕地を周遊する周遊便コース。全長約37キロのうち、大寄公民館からホフマン輪窯までの10・2キロ区間で、4月12日から土日の午前9時半~午後1時半に自動運転を実施する。
問い合わせは、市都市計画課市街地整備係(電話048・574・6654)へ。