埼玉新聞

 

バウムクーヘン店、川越でオープン 1本ずつ専用オーブンで焼き、しっとり食感 10種類のトッピング充実

  • トッピングを加えたバウムクーヘンを紹介する店舗責任者の中島理絵さん=20日、川越市幸町の「川越バウムLab.」

 老舗しょうゆ蔵の笛木醤油(本社・川島町)は22日、川越市の蔵造りの街並み近くの幸町に焼きたてバウムクーヘンを提供する新店舗「川越バウムLab.(ラボ)」をオープンする。開店を控えた20日は内覧会が行われ、新築されたばかりの店やメニューなどがお披露目された。

 自家製バウムクーヘンを販売する店は、2020年4月に本社敷地内で営業を始めた「木桶(おけ)バウム」に次ぐ2カ所目。1号店とはコンセプトを変え、新たな試みを行う。最大の特徴は、専用オーブンで1本ずつ焼いたバウムクーヘンをそぎ切りにして提供し、柔らかでしっとりした食感を引き出していること。これにトッピングを加え、税込み380~530円の11種類を用意した。トッピング(税込み50円)は10種類あり、好みで6種類まで追加できる。

 木造2階建ての店舗は、街並みに溶け込むように蔵を模し、外壁には黒しっくいを使った。2階ではバウムクーヘンにちなんだワークショップなどを開く予定。笛木吉五郎社長(42)は「食べて笑顔になっていただき、市制施行100周年を迎える川越を元気づけたい」と話した。

 営業時間は午前11時半~午後3時。無休。焼き上がり時間は午前11時半、午後0時半、同1時半の3回。

 問い合わせは、笛木醤油(電話049・297・0041)へ。

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