埼玉県警新座署は24日、新座市の無職男性(66)が還付金詐欺で現金約3716万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、14日午後3時ごろから数回、男性方に市役所や金融機関の職員を名乗る男から「医療報酬の還付金になります」「番号が必要ですが、期限が過ぎているので再発行します」などと電話があった。信じた男性は18日までにATMで9回、インターネットバンキングで28回、指定された口座に現金計3715万9954円を振り込んだ。短期間に多数の振り込みがあったことから18日、金融機関から男性に連絡があり、被害が発覚。被害届を署に提出した。