埼玉新聞

 

【ぷらっとTOKYO】有楽町・日比谷エリアに憩いのスポット点在 足湯やプラネタリウム

  •  東京交通会館=東京都千代田区

     東京交通会館=東京都千代田区

  •  東京交通会館=東京都千代田区
  •  東京交通会館の屋上庭園からの風景。鉄道ファンにも人気のスポットだ=東京都千代田区
  •  「おおいたアンテナショップ温泉座」に設けられた足湯=東京都千代田区
  • 日比谷駅・有楽町駅周辺

 オフィスビルが立ち並ぶ東京都千代田区の有楽町駅、日比谷駅周辺には、実はゆったりとした時間を過ごせるスポットが点在している。周辺の屋内外で憩いの時を過ごした。(共同通信=小川一至)

 東京メトロの日比谷駅を出て向かったのは、1903年に誕生して以来、都心のオアシスとして愛され続ける日比谷公園。緑が広がる広大な園内を歩き回ったり、鶴の噴水が特徴的な「雲形池」でカモが悠然と泳ぐ姿を眺めたりしてリフレッシュした。

 次に向かったのはJR有楽町駅そばにあり、ランドマークの一つである東京交通会館。65年開業の複合ビルで、日本各地のアンテナショップやイベントホールなどが入る。至近距離で走行中の新幹線が見える屋上庭園は鉄道ファンにも人気のスポットだ。

 1階ピロティで土日祝日に開催され、全国津々浦々の出店者と交流を楽しめるマルシェを見て回った後、どことなく昭和の空気感が漂う地下1階へ。数あるショップの中から「足湯やっちょんよ」との看板に引かれて「おおいたアンテナショップ温泉座」を訪ねた。温泉水で入れた「地獄蒸し珈琲」を注文し、無料の足湯を体験。雑味のないクリアな味わいと、やや熱めの湯の意外なマリアージュを楽しんだ。

 締めくくりに訪れたのは、複合施設「有楽町マリオン」9階にある「コニカミノルタプラネタリアTOKYO」。プラネタリウムといえばデートスポットの定番だが、同施設の寝転びながら見られる「銀河シート」は、ペア用だけでなく1人用もある。

 この日は「アラビアンナイトヒーリング 星が舞う夜」を観賞。俳優の森崎ウィンさんによる穏やかで心地よいナレーションとドームに広がるアロマの香りは癒やし効果十分で、都心にいながら海外旅行気分に浸った。

 【メモ】プラネタリアTOKYOの料金は座席の種類や上映プログラムによって変わる。詳細は公式ホームページで。

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