埼玉新聞

 

依願退職…罰金10万円の男性主査 同僚らと飲酒し帰宅中、同僚宅に入ろうとしていた…無施錠のガラス窓を開けて 部屋にいた人が気付いて声を発し、主査が逃げるも自転車から特定

  • 【地図】朝霞市

    罰金の主査を停職処分 同僚宅に侵入=朝霞市

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 埼玉県南西部消防局(清水和美消防局長)は28日、同僚宅への住居侵入罪で罰金刑を受けたとして、同消防総務課所属の男性主査(44)を25日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。主査は同日付で依願退職した。

 同消防局によると、主査は2024年6月15日午後11時ごろ、朝霞市の同僚方で、1階の無施錠のガラス窓を開けて侵入しようとした。居室内の住民が気付いて声を発したため、侵入せずに逃走した。

 同僚の110番で駆け付けた警察官が近くに放置されている自転車を発見。県警は自転車の防犯登録から主査を特定した。翌16日、任意で事情を聴いたところ犯行を認めたため、書類送検した。さいたま簡裁は今年2月20日、罰金10万円の略式命令を出した。

 主査は02年に同消防局に入庁。事件当時は同消防局予防課に在籍していた。事件当日は勤務後、朝霞市内の居酒屋で同僚らと飲酒し、帰宅途中だったという。
 

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