埼玉新聞

 

丸広川越店、地元の「百年裏道さんぽ」漫画企画展 8月1日まで江戸~大正編 9月ごろに昭和編を予定

  • 「川越百年裏道さんぽ」の第3回、大正編を紹介する植村真衣さん(右)=26日、川越市新富町の丸広百貨店川越店

 川越市新富町の丸広百貨店川越店は8月1日まで、「マンガで振り返る川越ヒストリー 川越百年裏道さんぽ」の第3回、大正編を7階エンジョイホールで展示している。この作品は、同市出身で「川越の書生さん」(講談社)が2017年のご当地聖地化マンガコンテストでグランドチャンピオンに輝いた幹本ヤエさんの書き下ろし。蔵人建吾(くらんど・けんご)と鐘田音々(かねだ・ねね)を中心に展開される全5回の物語を通じて、城下町川越の歴史や魅力を広く紹介する。

 大正編は、川越で市制が施行された時代に当たる。当時の近代建築が現在も市内に存在していることなど、ストーリーは街の豆知識を随所に盛り込みながら進む。会場では、第1回の江戸編と第2回の明治編も同時公開。営業企画部の植村真衣さんは「主人公の2人が成長していく様子をたどりつつ、楽しんでいただきたい」と話していた。

 公開時間は午前10時~午後7時(最終日は同4時まで)。第4回の昭和編は、9月ごろに展示予定。

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