埼玉県などは30日、新たに1万2768人の感染を確認したと発表した。感染者数が1万人を上回るのは27日から4日連続。県によると感染者の内訳は、県発表が8071人、さいたま市2610人、川口市1060人、川越市409人、越谷市618人。県管轄で50代と80代の男性2人が死亡した。

　川口市で過去の感染者1人の取り下げがあり、累計感染者は75万439人（チャーター便帰国者含む）、死者は1680人（21日午後7時現在）となった。

　29日夜時点の重症者は26人、感染者の入院は1410人、ホテル療養951人、自宅療養8万7149人。退院・療養終了は63万2789人。

　県管轄で詳細が判明したのは、未就学児～100歳以上の男女8070人。ワクチンを4回接種していた人は20代～100歳以上の男女154人、3回接種していた人は10代～100歳以上の男女2899人だった。

　クラスター（感染者集団）関連は37件で、新たに医療機関で患者11人が感染するなど6件判明した。会食関連では未就学児～70代の男女41人の感染が確認された。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100代の男女2610人。みなし陽性者は166人。中等症は16人。クラスターの介護老人保健施設で新たに1人の感染が分かり、陽性者は計57人となった。

　川口市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女1060人。みなし陽性者は72人。

　川越市によると、過去最多となる未就学児を含む10歳未満～90代の男女409人の感染を確認した。うちみなし陽性者は22人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女618人。みなし陽性者は22人。