「還付金手続きにカード交換が必要」信じた80歳女性、自宅ポストに…150万円被害、取引停止通知で発覚
2022/07/31/00:00
29日午前9時50分ごろ、鶴ケ島市に住む無職女性(80)が交番を訪れ、キャッシュカード1枚をだまし取られ、現金150万円を引き出された、と届け出た。
西入間署によると、25日午後1時ごろから数回にわたり、女性方に市役所職員や金融機関職員を装う男から電話があり、「高齢者の保険料を払いすぎています。還付金の手続きをするのにカードの交換が必要。自宅のポストにカードを入れておいてください」などと告げられた。信じた女性は指示に従ってキャッシュカードを入れ、その後、同4時ごろまでの間に何者かがカードを持ち去ったという。29日、金融機関から女性に口座の取引停止を知らせる通知が郵送され、女性が確認したところ、現金150万円が不正に引き出されていることが分かり、被害に気付いた。同署で詐欺事件として、調べている。