埼玉新聞

 

<ランチ>元日本代表が「楽しさ」提供 絶品メニューをお好みで 川越の洋風レストラン「BALENA」

  • Aセットの(左から)ペスカトーレ、ジンジャーエール、サラダ

  • オーナーシェフの宮根和也さん

 東武東上線鶴ケ島駅西口から徒歩5分ほど、路地を入った奥に隠れ家のような店がたたずむ。開放感がある建物の庭先には、広々とした人工芝のスペースが。2017年10月にオープンした洋風レストラン「BALENA(バレーナ)」だ。イタリア語で「鯨」を意味する名前は、店がある地名に由来している。

 ランチはセット、コースが基本。特にセットは、パスタや肉、米料理など多彩なメニューからメインを選べる自由度の高さが好評だ。

 Aセットはミニサラダまたはスープのほか、ドリンクが付いて税込み1595円。Bセットは、ミニサラダなどが選べる前菜とミニスープになって同1815円。オーナーシェフの宮根和也さん(37)は「選べる楽しさも提供したい。地元生産者から仕入れた米など、季節ごとに移り変わる最もおいしい産地の食材を使うのがこだわり」と胸を張る。

 埼玉栄高校、神奈川大学ではアメリカンフットボールに打ち込み、年代別日本代表の選出歴を持つ。だが、子ども時代から料理作りが好きで、25歳の頃、飲食の世界に飛び込んだ。約7年の修業を経て、実家の敷地で開業。宮根さんは「普段はもちろん、人生の節目ごとに訪れていただければ」と願った。

【メモ】洋風レストラン「BALENA」

 川越市鯨井新田11(電話049・272・7103)。営業時間は午前11時~午後3時半、午後5時半~同10時(ラストオーダーは閉店時間の1時間前、午後8時以降の来店は要予約)。夏季(今年は8月1~4日)と年末に休業あり。

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