埼玉新聞

 

おうちで打ち立て「すったて」 こだわりの県産うどん粉やみそなどセット 「川島の夏の味」キット2種販売

  • 「手作りすったてキット」を紹介する喜多川真事務局長=川島町下八ツ林のさまちか

  • 川島町の夏の定番料理「すったて」(さまちか提供)

 川島町の地域商社「さまちか」は、夏の郷土料理「すったて」を自宅でつくる体験キットを商品化、販売している。

 川島の郷土料理といえば、夏の「すったて」と冬の「呉汁(ごじる)」。稲作が盛んだが、小麦の栽培も広く行われ、うどん文化が育まれてきた。「すったて」は忙しい農作業の合間に、簡単においしく食べられる料理として、古くからて受け継がれてきた。県のB級グルメグランプリで優勝を果たし、町外でも広く知られるようになった。

 今回、「『すったて』を家庭でも楽しんでもらおう」と「手作りすったてキット」を商品化した。通常セット(小麦粉、打ち粉、みそ、金ごま、調理ガイド)は、税込み3千円、プレミアムセットは、通常セットにすり鉢、すりこ木付きで税込み5千円。同キットは、さまちか事務所、オンラインショップ「かわじま百貨店」、本手打ちうどん庄司、手打ちそば泉の里、古民家にんじん木で販売している。

 喜多川真事務局長は「この夏はぜひ、ご家庭で打ち立てすったてうどんをお楽しみください」とPRしている。

 問い合わせは、さまちか(電話049・298・3377)へ。

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