埼玉新聞

 

見たことない…珍しい植物か?県環境アドバイザーがときめき さいたまの池で“イヌタヌキモ”発見 絶滅とされ、その後存在が確認された希少な水草 「環境保全を伝える学習に」と意気込みも

  • イヌタヌキモの標本を手にする橋本健一さん

    イヌタヌキモの標本を手にする橋本健一さん=2日、さいたま市中央区の大日本ダイヤコンサルタント関東支社

  • イヌタヌキモの標本を手にする橋本健一さん
  • イヌタヌキモの花(橋本健一さん提供)

 埼玉県環境アドバイザーで、子どもへの環境学習に取り組む橋本健一さん(52)=さいたま市=が、同市緑区の池で希少な水草イヌタヌキモを発見し、今月2日に論文がインターネットで発表された。黄色の花を咲かせる食虫植物で、県レッドデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されている。橋本さんは「希少種は(その場所の)シンボルになる。自然環境の保全を伝える環境学習に生かしたい」と意気込む。

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