埼玉県などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7267人確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が3645人、さいたま市2455人、川口市が420人、川越市479人、越谷市268人。県によると60～90代の男性3人が死亡した。

　川口市で過去の感染者1人の取り下げがあり、累計感染者は78万1209人（チャーター便帰国含む）、死者は1690人（2日午後7時現在）となった。

　1日夜時点の重症者は32人、感染者の入院は1604人、ホテル療養954人、自宅療養9万1681人。退院・療養終了は66万7839人。

　県管轄で詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女3645人、みなし陽性者は131人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた21施設で新たに39人、加えて新たに医療機関2施設と高齢者施設2施設で合計27人が感染した。会食で感染が疑われるのは10歳未満～60代の男女16人。ワクチンを4回接種していた20～90代の男女87人、3回接種していた10代～100歳以上の男女1223人、2回接種していた未就学児～100歳以上の男女597人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100代の男女2455人。20～90代の21人が中等症。

　川口市によると、新規感染は10歳未満～90代の男女420人。7月31日発表の1人を陰性確認のため取り下げた。

　川越市によると、過去最多となる未就学児を含む10歳未満～90代の男女479人の感染を確認した。みなし陽性者は22人。市内の障害者関連施設で40～50代の入所者11人と職員9人の計20人の陽性が判明し、クラスターと認定された。

　越谷市によると、新たに感染したのは10歳未満～90代の男女268人。みなし陽性者は10人。