埼玉県などは5日、新型コロナウイルスに感染していた70～90代の男女12人が死亡、新たに1万3991人の感染を確認したと発表した。新規感染者数は3日連続で過去最多を更新した。感染者の内訳は県発表が9615人、さいたま市2136人、川口市1092人、川越市454人、越谷市694人。

　これまでに確認された感染者は82万2800人、死者は1720人（5日午後6時現在）。

　4日夜時点の重症者は32人、感染者の入院は1674人、宿泊療養1030人、自宅療養9万363人。退院・療養終了は69万9618人。

　県によると、県管轄では70～90代の男女9人が死亡した。詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女9615人、うちみなし陽性は436人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた45施設で新たに計174人の陽性が判明した。また、高齢者施設など4施設で44人の感染が新たに分かった。会食で感染が疑われるのは未就学児～60代の男女56人。ワクチンを4回接種していた20～90代の男女279人、3回接種していた10代～100歳以上の男女3702人、2回接種していた未就学児～90代の男女1908人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100代の男女2136人。70代女性が重症。岩槻区の介護老人福祉施設で、50～100代の入所者37人、職員4人の計41人の感染が判明し、クラスターと認定した。70代男性ら2人が入院している。

　川口市によると、7月30日に療養中だった80、90代の男女2人が死亡した。感染が判明したのは10歳未満～90代の男女1092人。

　川越市によると、感染したのは10歳未満～90代の男女454人。うちみなし陽性者は21人。

　越谷市によると、90代男性が7月28日に死亡した。感染したのは10歳未満～90代の男女694人。うちみなし陽性者は29人。