羽生署は4日、羽生市の無職女性(81)が手渡し詐欺で現金170万円などをだまし取られたと発表した。
同署によると、2日午後2時半ごろから数回、女性方に長男などを名乗る男などから「間違って荷物を送ってしまった」「2千万円が必要だ」「今すぐ必要だから何とかお金を集めてほしい」などと電話があった。信じた女性は同日午後6時半ごろ、自宅を訪れた長男の上司の息子を装う男に現金170万円、キャッシュカード3枚と通帳1通を手渡した。翌日にも再び「お金が足りない」と連絡があり、前日と同じ男が来たが、都内から来ていた長女が長男に連絡し、だまされたことに気付いた。