埼玉県などは6日、新型コロナウイルスに感染していた9人の死亡と新たに1万2877人の感染を確認したと発表した。1週間前の7月30日から109人増加し、17日連続で前週同曜日の感染者数を上回った。感染者の内訳は県発表が8611人、さいたま市2492人、川口市が775人、川越市399人、越谷市600人。

　これまでに確認された感染者は83万5677人（チャーター便帰国含む）、死者は1729人（6日午後7時現在）。

　5日夜時点の重症者は30人、感染者の入院は1725人、宿泊療養1008人、自宅療養9万4821人。退院・療養終了は70万8999人。

　県によると、県管轄では60～90代の男女6人が死亡した。詳細が判明した感染者は未就学児～100歳以上の男女8611人。クラスター（感染者集団）関連では、これまでに感染が確認されていた47施設で新たに計165人の陽性が判明した。また、高齢者施設など4施設で71人の感染が新たに分かった。会食で感染が疑われるのは未就学児～70代の男女43人。ワクチンを4回接種していた20～90代の男女240人、3回接種していた10～90代の男女3292人、2回接種していた未就学児～100歳以上の男女1703人が感染した。

　さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満～100代の男女2492人。100代女性が重症、10歳未満4人を含む90代までの26人が中等症。10歳未満の1人は入院、1人は入院調整中。

　川口市によると、70代男性が7月22日、50代男性が同26日、40代女性が同29日に死亡した。感染が判明したのは10歳未満～90代の男女775人。

　川越市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代の男女399人。みなし陽性者は14人。

　越谷市によると、感染が判明したのは10歳未満～90代以上の男女600人。